新潟在住でも東京の仕事ができる理由【地方フリーランスの実態】

新潟在住でも東京の仕事ができる理由【地方フリーランスの実態】 地方×東京の働き方

「地方に住んでいたら東京の仕事はできない」

数年前まで私自身がそう思っていました。新潟在住のまま東京企業と仕事するなんて夢のような話だと。

しかし今では新潟在住のまま複数の東京企業と顧問契約を結び月数回出社するスタイルでフリーランスとして活動しています。

この記事では「なぜ地方在住でも東京の仕事ができるのか」を私の実体験をもとに徹底的に解説します。「地方在住だからキャリアに限界がある」という思い込みをこの記事で壊せれば嬉しいです。

この記事を読むとわかること:

  • 地方在住でも東京の仕事ができる理由
  • 私が新潟から東京企業と契約するまでの具体的な経緯
  • 地方×東京の働き方のリアルなメリット・デメリット
  • 地方在住フリーランスが東京の仕事を取るための具体的な方法

なぜ今「地方×東京」の働き方が実現できるのか

まず「なぜ今この働き方が実現できるのか」という背景を理解しておきましょう。

理由①:コロナ以降のリモートワーク普及

2020年のコロナ以降多くの企業がリモートワークを経験しました。

「リモートでも仕事できる」という実績が積み重なり「東京に住んでいない人でも仕事を依頼できる」という意識が企業側に広まりました。

特にマーケティング・コンサル・エンジニアなどの知識労働はリモートで完結できる業務が多く地方在住者への仕事の依頼が増えています。

理由②:オンラインツールの進化

Zoom・Google Meet・Slack・Notionなどオンラインコミュニケーションツールの進化により「物理的に同じ場所にいなくても一緒に仕事できる」環境が整いました。

私の場合東京のクライアントとのミーティングはほぼZoomで行っており月1〜2回の出社以外は新潟から仕事しています。

理由③:フリーランス・副業市場の拡大

フリーランス人口の増加と副業解禁の流れにより「正社員ではなくフリーランスに依頼する」という企業が増えました。

フリーランスは「特定のスキルを必要なときだけ調達する」モデルであるため居住地よりもスキルと実績が重視されます。この流れが地方在住フリーランスにとって大きな追い風になっています。

私が新潟から東京企業と契約するまでの経緯

ここからが本題です。

私が具体的にどのように新潟在住のまま東京企業と契約できたのかをお伝えします。

最初のきっかけは本業のつながり

最初の東京企業との契約のきっかけは本業(エンジニア・コンサル)のクライアントからの紹介でした。

「知り合いの東京の会社がマーケで困っているから相談に乗ってほしい」

この一言から最初のZoom相談が始まり顧問契約につながりました。重要だったのは「最初からリモート前提で話を進めた」ことです。

「新潟在住なので基本的にリモートで対応します。月1回の出社は可能です」

という条件を最初から明示したことで「それでいいですよ」という回答をいただきました。相手から「東京に来られますか?」と聞かれる前にこちらから条件を提示することが重要です。

2社目以降はSNSと紹介で獲得

2社目以降の東京企業との契約は主に2つのルートで獲得しました。

ルート①:LinkedInからの問い合わせ

LinkedInで「新潟在住のフリーランスマーケティングコンサルタント」というプロフィールを公開していたところ東京の企業担当者から「一度話を聞かせてほしい」という連絡をいただきました。

「新潟在住」という地域性をあえてプロフィールに入れていたことが良い意味で目立ち「地方在住でも
こんなに実績のある人がいるのか」という興味を引いたようです。

ルート②:既存クライアントからの紹介

最初の東京企業クライアントが「知り合いの会社にも紹介していいか?」と言ってくれたことで紹介案件が生まれました。

紹介案件は「すでに信頼関係がある人からの推薦」という形なので初回から信頼してもらいやすく契約までのスピードが速いです。

地方×東京の働き方のリアル

実際の働き方のリアルをお伝えします。

1週間の典型的なスケジュール

月曜日:
・早朝:東京クライアントAとZoomミーティング(1時間)
・午前:新潟の自宅で作業 (コンテンツ制作・分析)
・午後:SNS分析・投稿
・夕方:レポート作成

火曜日:
・終日:新潟の自宅で作業 (SEO施策・MA設定)

水曜日:
・東京出社日(月1〜2回)
・午前:移動(新潟→東京 新幹線で約2時間)・サイト分析・施策検討
・午後:本業の対面会議クライアントB・Cと対面ミーティング
・夜:新潟に帰宅

木曜日:
・午前:東京クライアントBとZoom(週次定例)、広告最適化、本業の実績分析・追加の打ち手検討
・午後:新潟の自宅で作業

金曜日:
・終日:一週間の振り返り・劣後分の追加対策等、土日の仕込み施策

あくまで例ですが、このようなスケジュールで複数社の業務をこなしています。

東京出社のリアル

月に1〜2回の東京出社についてリアルをお伝えします。

交通手段:新幹線(新潟→東京は約2時間・指定席で約10,000円ちょい)

経費について:
東京出社は、基本的に本業で出社のタイミングで出社しています。タイミングが合えば、顧問契約先への訪問も行います。本業で交通費が含まれるため、本業先から顧問先までの交通費として経費としています。

確定申告で「業務上の交通費」として経費計上できるため実質的な負担は軽減されています。

東京出社の効果:
基本的には副業で出社はしませんが、対面でのミーティングを逐一入れることで:

  • 信頼関係が深まる
  • リモートでは話しにくい 微妙なニュアンスが伝わる
  • 「この人はちゃんと来てくれる」という安心感を与えられる

リモートだけより月1回でも出社する方がクライアントとの関係が圧倒的に深まります。

地方在住×東京フリーランスのメリット・デメリット

メリット

メリット①:生活コストが低い

新潟の生活コストは東京と比べて圧倒的に低いです。

例えば:

  • 家賃:東京の半分以下
  • 食費:地元の食材が安い
  • 交通費:車があれば移動コストが低い

東京と同水準の収入があれば新潟ではかなり豊かな生活ができます。私の場合東京企業と同じ単価で顧問契約を結びながら新潟の生活コストで暮らしているため実質的な生活水準が高くなっています。

メリット②:通勤時間ゼロで時間が増える

毎日の通勤時間がゼロになることで1日2〜3時間の余裕が生まれます。

この時間を:

  • スキルアップの勉強
  • ブログ・SNS発信
  • 家族との時間
  • 趣味

に充てられることは生活の質を大幅に高めてくれます。

メリット③:自然環境が良い

新潟は自然が豊かで食べ物が美味しく生活環境が良いです。仕事の合間に自然の中でリフレッシュできることは精神的な健康に大きく貢献しています。

デメリット

デメリット①:東京出社のコストと疲労

月1〜2回の東京出社は時間・コスト・体力の負担があります。特に日帰りで東京に行く場合は往復4時間の移動とミーティングでかなり疲れます。

解決策:出社日は複数のクライアントのミーティングをまとめて入れる(1日で3社まわるなど)

デメリット②:孤独感がある

地方在住フリーランスは一人で仕事することが多く孤独感を感じることがあります。

解決策:

  • 新潟のコワーキングスペースを活用する
  • オンラインのフリーランスコミュニティに参加する
  • 月1〜2回の東京出社で人との交流を作る

デメリット③:最新情報のキャッチアップが遅れることがある

東京に住んでいると業界のイベントや勉強会に参加しやすいですが地方在住だと参加できる機会が
限られます。

解決策:

  • オンラインイベントを積極的に活用する
  • SNSで情報収集する
  • 月1〜2回の出社時に業界の人と交流する

地方在住フリーランスが東京の仕事を取るための具体的な方法

最後に地方在住フリーランスが東京の仕事を取るための具体的な方法をお伝えします。

方法①:LinkedInを徹底的に活用する

地方在住フリーランスが東京企業にアプローチするためにはLinkedInが非常に有用です。

プロフィールに入れるべき要素:

  • 居住地(新潟在住など)を明記する 
    →「地方在住でもこれだけの実績がある」というギャップが目立つ
  • 具体的な実績数字を載せる
  • 「リモート対応可」を明記する
  • 専門領域を明確にする

LinkedInで定期的に発信することで東京企業の担当者の目に触れる機会が増えます。

方法②:フリーランスエージェントに登録する

フリーランスエージェントは居住地に関係なくリモート案件を紹介してくれます。特にマーケ・コンサル系の案件はリモート対応が多いため地方在住でも十分に案件を獲得できます。

登録時のポイント:「リモート希望・月1〜2回の出社は可能」という条件を明確に伝える

方法③:既存のつながりから紹介を得る

最も確実な方法は既存のつながりからの紹介です。

前職の同僚・クライアント・学生時代の友人など東京に人脈がある方は「地方在住でフリーランスを
始めた」という情報を自然に伝えましょう。

「リモートで対応できるから気軽に相談してほしい」というハードルの低いメッセージが紹介につながります。

方法④:最初の1社を丁寧に対応して紹介を生む

最初の東京企業との契約が取れたらその1社に全力で向き合いましょう。

「この人はリモートでもちゃんと仕事してくれる」という信頼が積み上がれば自然と紹介が生まれます。地方在住フリーランスへの不安の多くは「ちゃんとやってくれるかわからない」という信頼の問題です。

最初の1社でしっかり成果を出すことが2社目・3社目への最短ルートです。

まとめ

「地方在住でも東京の仕事ができる」理由をまとめます。

できる理由:

  • コロナ以降のリモートワーク普及
  • オンラインツールの進化
  • フリーランス市場の拡大

実現するための方法:
①LinkedInを徹底的に活用する
②フリーランスエージェントに登録する
③既存のつながりから紹介を得る
④最初の1社に全力で向き合う

地方在住×東京フリーランスの働き方は「地方の生活コストの低さ」と「東京の仕事の単価の高さ」を同時に享受できる非常に合理的な働き方です。

「地方にいるからキャリアに限界がある」という思い込みを捨てて一歩踏み出してみてください。

この記事が参考になれば嬉しいです。
クロマスク

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