「フリーランスマーケターになりたいけど、何から始めればいいかわからない」
「スキルに自信がないまま副業を始めていいのか?」
この記事を読んでいるあなたは、そんな悩みを抱えていませんか?私自身、数年前まで同じ悩みを持っていました。
エンジニアとしてシステム開発の仕事をしながら、「このままエンジニアだけでキャリアを積んでいいのか?」という漠然とした不安を感じていました。
しかし今では、新潟在住のまま複数の東京企業と顧問契約を結び、月数回出社するスタイルでフリーランスマーケターとして活動しています。
この記事では、私がフリーランスマーケターになるまでに実際にやった3つのことを包み隠さずお伝えします。
「綺麗事なしのリアルな話」をお伝えすることを約束します。
この記事を読むとわかること:
- フリーランス前に やっておくべきスキル習得の方法
- 副業案件を取るための具体的なアプローチ
- クラウドソーシングに頼らない案件獲得の方法
- フリーランス移行のタイミングの見極め方
私のキャリアの出発点
まず私がどんな状況からフリーランスへの道を歩み始めたのかをお伝えします。
当時の私は:
- ITエンジニアとしてシステム開発に従事
- 並行して業務改善コンサルタントとして企業の業務効率化を支援
- 「このまま技術だけで食っていけるのか?」という漠然とした不安を抱えていた
エンジニアとコンサルタントを並行して経験する中で、「技術を作るだけでなくビジネスに直結する仕事がしたい」という気持ちが強くなっていきました。
そこで目をつけたのがマーケティングとWeb制作でした。
エンジニアのスキルを持ちながらマーケティングまでできれば、他にはない希少な人材になれると考えたのです。しかし当時の私にはマーケティングの実務経験がありませんでした。
「スキルなしで副業案件は取れない」
そう判断した私は副業を始める前にまずスキル習得に集中することにしました。
実際にやった3つのこと
STEP1:副業を始める前にスキルを先に取得した
私が最初にやったことは「副業案件を取る前にスキルを先に習得する」ことです。多くのフリーランス志望者は「とりあえず副業を始めてみる」というアプローチを取りますが、スキルなしで始めると
- 単価が上がらない
- クライアントの信頼が得られない
- 継続契約につながらない
という状況に陥ります。
私が受講したのは以下の領域の講座です。
受講した講座の領域
1.Webマーケティング全般
・SEOの基礎から実践
・コンテンツマーケティング
・Web広告(Google・Meta)
・アクセス解析(GA4)
・SNSマーケティング
2.Web制作
・HTML・CSS(エンジニアとして基礎はあったがフロントエンドを強化)
・WordPress構築・カスタマイズ・LP制作
3.マーケティング戦略
・ペルソナ設計
・カスタマージャーニー
・BtoBマーケのファネル設計
・コンテンツ戦略立案
4.プロジェクトマネジメント
・PM手法の体系的な学習
・スケジュール管理
・ステークホルダー管理
スキル習得で意識したこと
講座を受講するだけでなく、学んだことをすぐにアウトプットすることを意識しました。
例えば:
- SEOを学んだら自分のブログで実践する
- WordPress構築を学んだら自分のポートフォリオサイトを実際に作る
- マーケ戦略を学んだら架空の会社でマーケ戦略書を作成する
このインプット→アウトプットのサイクルを繰り返すことで、「知っている」から「できる」レベルに
引き上げることができました。
エンジニアとしての経験がこの学習を大きく助けてくれました。特にツールの習得スピードはエンジニア経験のおかげで他の受講生より圧倒的に速かったです。
STEP2:エンジニアの仕事を続けながらWeb制作・マーケ支援で副業を始めた
スキルが一定水準に達したと判断したタイミングで、いよいよ副業を開始しました。重要なのは、エンジニアの本業を辞めずに並行したことです。
収入の安定を確保しながら副業でマーケとWeb制作の実績を積み上げる戦略を取りました。
最初の案件を取った方法
クラウドソーシングではなく、2つの方法で最初の案件を獲得しました。
方法1.問い合わせフォームへの営業
Web制作・マーケ支援を必要としていそうな企業の問い合わせフォームに直接営業メールを送りました。
送ったメールの内容は:
・自己紹介(エンジニア兼コンサルタントとして◯年の経験がある)あれば、実績も記載。
・提供できるサービス(Web制作・SEO・マーケ支援)
・なぜこの会社に連絡したのか(サイトを見て改善できる点を具体的に指摘)
・まず無料で相談に乗れる旨
この「なぜこの会社に連絡したのか」という部分が非常に重要です。多くの営業メールは「何でもできます」というテンプレートになっており、読み飛ばされます。
しかし「あなたの会社のこのページのここがこういう理由で改善できます」という具体的な指摘があると、「ちゃんとうちのことを見てくれている」という印象を与えられます。
この方法で最初の数件の案件を獲得することができました。
方法2.本業のつながりからの案件獲得
エンジニア・コンサルタントとして培ってきた本業のつながりに「Web制作・マーケ支援を副業で始めた」という情報を自然に伝えました。
具体的には:
- 本業のクライアントとの打ち合わせの際に「最近Webマーケの支援も始めました」と話す
- 前職の同僚・上司に「マーケとWeb制作の副業を始めたので困っている会社があれば紹介してほしい」と伝える
この方法の最大のメリットは「信頼関係がすでにある」ことです。クラウドソーシングで見知らぬ人に仕事を依頼するのと違い、すでに信頼関係がある人から紹介される案件は
- 初回から単価が高い
- 長期契約につながりやすい
- コミュニケーションが円滑
というメリットがあります。
私の場合、本業のつながりからの紹介案件が副業収入の大部分を占めていました。
副業で提供したサービスの内容
最初の副業で主に提供したサービスは以下の2つです。
1.Web制作・改修
- WordPressでのWebサイト構築
- 既存サイトのデザイン改修
- LP制作
- 表示速度改善
- スマホ対応
2.マーケティング支援
- SEO施策の立案・実行
- コンテンツディレクション
- SNSアカウントの運用設計
- Googleアナリティクスの設定・分析レポート作成
- Web広告の初期設定・運用
エンジニアとしての技術力とマーケの知識を組み合わせることで、「Web制作からマーケまで
一人でできる」という差別化ポイントが生まれました。
多くの中小企業では「Webサイトも作りたいしSEOも改善したいけど別々に発注するのはコストがかかる」という悩みを持っています。
この悩みを一人で解決できることが、クライアントからた。
副業期間中に意識したこと
副業期間中に特に意識したのは「1つの案件を深く・長く」という方針です。
多くの副業初心者は「案件数を増やす」ことに注力しがちですが、私は逆の戦略を取りました。
1つのクライアントと深い関係を築いて長期契約につなげる方が
- 収入が安定する
- 実績が深まる
- 紹介が生まれる
というメリットがあります。
実際に最初の副業クライアントとは長期にわたって契約を継続し、そのクライアントからの紹介で
新たな案件も獲得できました。
STEP3:副業実績を武器にフリーランスとして独立した
副業で十分な実績と収入が作れたタイミングでフリーランスとして独立しました。
独立のタイミングを決めた理由
私が独立を決断した具体的なタイミングは、以下の条件がすべて揃ったときです。
- 副業収入が本業収入の50%を超えた
- 複数のクライアントと継続契約がある状態
- 数字で語れる実績がある(セッション数増加・CV数増加など)
- 生活費6ヶ月分の貯金がある
特に「副業収入が本業収入の50%を超えた」というラインは重要です。このラインを超えると「フリーランスになってもなんとかなる」という精神的な余裕が生まれます。
逆にこのラインを超える前に独立してしまうと、収入への不安から本来の仕事に集中できなくなります。
独立後にやったこと
独立後に最初にやったことはフリーランスエージェントへの本格的な登録です。副業期間中にすでにエージェントとの面談は済ませていたため、独立と同時に案件紹介を受けられる状態でした。
私が独立したころは、副業エージェントがそれほど多くなかったため、多くのお客様が個人営業によるものでしたが、現在は多くの副業エージェントが存在しますので、利用するほかないでしょう。
また副業期間中に構築した本業のつながりとクライアントとの関係がそのままフリーランスとしての
顧客基盤になりました。独立後3ヶ月以内に複数社と契約を結ぶことができ、副業時代よりも高い収入を実現できました。
いまでは、業務支援だけでなく、顧問としての関わり方もできており、経営方針やマーケターの育成など広範な領域でマーケティングに携われています。
フリーランス移行のタイミングの見極め方
「いつフリーランスに移行すべきか」は多くの人が悩むポイントです。
私が考えるフリーランス移行のタイミングの目安をお伝えします。
チェックリスト:
□ 副業収入が月10万円以上ある
→最低でもこの水準がないと独立後が不安
□ 数字で語れる実績がある
→「セッション数を◯倍にした」「CV数を◯%増やした」など
□ 複数のクライアントから継続的な仕事がある
→1社だけでは契約終了リスクが高い
□ 生活費6ヶ月分の貯金がある
→独立直後の収入が不安定な期間を乗り越えるための備え
□ ポートフォリオが完成している
→すぐに営業できる状態
□ 会社の就業規則を確認した
→副業禁止の会社の場合は退職してから独立する
私自身はこれらの条件がすべて揃ったタイミングで独立しました。
焦って独立すると収入が不安定になり精神的に追い詰められます。準備が整ってから独立することで余裕を持って仕事に取り組めます。
独立してよかったこと・大変だったこと
よかったこと
1.地方在住のまま東京企業と仕事できる
新潟在住の私にとって最大のメリットがこれです。会社員時代は「東京の会社で働くには東京に住まないといけない」と思っていました。
しかしフリーランスになることで新潟在住のまま複数の東京企業と顧問契約を結べています。月数回の出社以外は自宅やカフェで仕事ができるため通勤時間がゼロになりました。
2.複数業界の知見が積める
会社員時代は1社の課題しか経験できませんでしたが、フリーランスになることで複数業界の課題を同時に経験できます。この多様な経験がマーケターとしての引き出しを大幅に増やしてくれます。
3.収入の安定性が上がった
複数社と長期契約を結ぶことで1社との契約が終了しても他の契約でカバーできます。この収入の分散がフリーランスとしての安定につながっています。
大変だったこと
1.税金・保険の手続きが面倒
確定申告・国民健康保険・国民年金の手続きを自分でやる必要があります。freeeやマネーフォワードなどの会計ソフトを早めに導入することを強くおすすめします。
2.孤独感がある
会社員時代と違い基本的に一人で仕事するため孤独感があります。コワーキングスペースの活用やフリーランスコミュニティへの参加をおすすめします。
3.自己管理が必要
誰も管理してくれないためスケジュール・タスク・体調・モチベーションをすべて自分で管理する必要があります。
まとめ
フリーランスマーケターになるまでに私がやった3つのことをまとめます。
STEP1:副業を始める前にスキルを先に取得する
→講座受講でインプットし自分のブログやサイトですぐにアウトプットする
STEP2:エンジニアの仕事を続けながらWeb制作・マーケ支援で副業を始める
→問い合わせフォーム営業と本業のつながりから最初の案件を獲得する
STEP3:副業実績を武器にフリーランスとして独立する
→副業収入が本業の50%を超え複数クライアントと継続契約がある状態で独立する
フリーランスへの移行で最も重要なのは「準備なしの見切り発車をしない」ことです。スキルを先に習得し副業で実績を積み上げてから独立することで精神的な余裕を持って仕事に取り組めます。
「フリーランスマーケターとして独立したい」と思っている方はまず今日からスキル習得と副業の準備を始めてみてください。その小さな一歩が理想のキャリアへの大きな一歩になります。
この記事が参考になれば嬉しいです。
クロマスク


コメント